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運用情報(2023年度版)
過去年度版 → 2022年
2023-01-01 作成
2023-03-20 10訂
DXCC 達成状況
2023 年度 月間雑感
(個人的な忘備録を兼ねた運用日記です。今年から、最新月が先頭に来るように順序を逆にしました。)
2023年度総括
3月/ハイバンド24/28MHzのコンディションが最高
- 3日/SN=125
月初は3-5日の3連休でした。朝に少々10/24MHzで運用しましたが、平日と
いうことであまり入感せず。TZ1CE(マリ)が入感し、30分ほど呼びましたがQSOには至らずフェードアウト。
その後はログアップ(QRZ/Clublog)と、昨年3月に利用を開始していたWIA(オーストラリアの無線連
盟)のオンラインアワードアカウントに1年分のログをアップ、書道の練習や散髪などでほとんど運用はありませんでし
た。
先月25日に提出していたFreeDV関係の変更申請が、2日付で審査が終わっていました。いつの間にか処理速度が
爆速になっていますね。しばらく運用試験を重ねて、具合がよければ6月以降に200w局の方の変更もかけたいと思い
ます。
- 4日/SN=125
WARCバンドを中心に運用しました。近頃はハイバンド(21,24,28MHz)がコンディションも良く人気のよ
うで、14/18MHzあたりはあまり入感しません。
- 5日/SN=150
今日はまず、引っ越しから2年を経てやっと無線機器ラックの耐震補強とラックの機器配置を変更しました。無線機器と
いう特性上、なるべく金属体を使いたくないので、木製カラーボックスを多段重ねしたものに無線機器を設置しています
が、ねじ等で固定せず多段重ねしているだけなので、容易に動きます。地震で崩壊するのは確実で危ないので重ね部にボ
ルトを貫通させて固定しました。
年末に導入したCAT300(アンテナチューナー)の寸法が以前のSWRメーターよりはるかに大きく、置ける場所に
置いたのですが、リニアアンプが視界を妨げ、CAT300のメーターは覗き込まないと見えず、非常に見にくくなって
しまったため、リニアとCAT300の左右を入れ替えて、メーターが容易に見えるようにしました。
左:旧配置(CAT300導入前、CAT300の仮置きは右下のリグのところに、リグは右上のメータを撤去して入れ
替えました。) 右:新配置(CAT300とリニアを入れ替え)

運用は、昨日とは逆で、ノーマルバンド中心に運用しました。14/21MHzはあまり入感しませんが、28MHzは
大繁盛です。BAND
NEWも3エンティティQSOできました。朝はアメリカ方面、昼過ぎからはヨーロッパ方面と非常によく入感しました。今日はウクライナ局をよく見かけまし
た。ちょうどウクライナあたりに落ちるコンディションだったのでしょうか、4局交信しましたが倍は入感していまし
た。
2月末までのログを全オンラインにアップしたので、QRZのアワードの達成をチェックしました。
12days2022とU.S
Countiesが新たに入賞していました。QRZのアワードの難しいところは、QRZのログに交信がアップされないと得点にならないということですね。
DXCCはすでに100を完全に超えていますが、QRZ上ではまだ97で未だにQRZのDX100に入賞できません
ね。
12daysは、2022-12-01から2023-02-28までの冬の3か月間
に、12日以上交信をすればよいという単純なものです。冬のホリデーシーズンを祝うというのが主のようです。これも
実際の交信は19日分ですが、QRZにcfmされたのは15日分でした。ちょうどFCCライセンスの受験勉強期間と
重なっていた12-1月はあまり交信がなかったので、2月分で稼いでいました。
- 6日 申請していたWIAのアワードがgrantされた。2日付で審査が終わって
いた移動する局の新しい免許状が届いた。
個別電波型式が増えたので、2枚組の免許状となった。しかしこれ、1枚目だけ見ても次があることが分からないのはど
うかと思いますが。当分の間期限が延長された新スプリアスは、「他の無線局の運用に妨害を与えない場合に限る。」に
改められていた。

- 12日/SN=150 今週末は書道の関係やその他色々で時間が取れず、日曜日の
昼から夕方のみの運用になりました。
近頃、本当に28MHzのコンディションが良く、今日はまさに最高潮でした。夕方3時ごろからヨーロッパ各国が入
感、ラトビア、フィンランド、スウェーデン、リトアニア、フランス、スペイン、ボスニアヘルツェゴビナ、スイス、ア
イルランド、ルクセンブルク、ベルギーの11エンティティが28MHzのDXCC NEW BANDとなりました。
これほどヨーロッパがひと時で多く取れたのは記憶にありません。ヨーロッパはどちらかというとその日によってある特
定の範囲に波が落ちて同じエンティティの複数局と交信できるというパターンが多いのですが、今日はヨーロッパ広範囲
に落ちて交信できました。先週の28MHzはいつものパターンで、ウクライナやEUロシアあたりが多かったでした
し。
また、波もいつもの「ギリギリ」ではなく、強めでこちらからの波は一番強いので+7db、ほとんど-15db以上あ
り、安定的に交信できるだけの強度もありました。こちらへの入感も比較的強い局が多かったですが、私のアンテナがプ
アなので、最高-6db、最低は-23dbでしたが、受信も-15db以上の局が多かったです。
- 13-19日/SN=100-40-70 今週
は、朝のハイバンドUSA狙いで、平日連続5日間朝活と一部夜活をしました。主な結果は、朝活28MHzで
USA東海岸のRI(Rhode
Is)をcfmし昨年6月25日以来増えていなかったWASが+1、44州になりました。100wで+11dbと東海岸とは信じられないくらい強いレポー
トが届き、pirateも疑いましたがLotwでcfmされました。近頃苦戦気味の14MHzでリトアニアが
BAND Newでした。夜活は7MHzでコスタリカがNew
DXCCでcfm、14MHzでドデカネスwkdできました。
17日の夜から18日にかけて、メインデスクトップPCのマザーボードをH55M-P33からH55MA-
E43に換装しました。SATAが一部死んでるポートがあるのと、オンボードLANが時々認識しなくなる、フロ
ントUSBが認識しないことがある現象など10年超の使用で病気が色々出てきていたので、思い切って交換しまし
た。再セットアップが面倒なのと、CPUメモリ他を流用したいので、同じIntelH55チップセットの上位の
ボードにしました。一応SATA3とUSB3.0対応ですが、バスが2.5GなのでSATA3はチップ内処理
(RAID)のみSATA3、つまり普通に使うとSATA2相当(実測は170MB/sとそれ以下)になるの
で、使用せずSATA2(実測値280MB/s)、USB3.0もバスの制限を受けるものの、USB2.0の
MAX30MB/sよりははるかに速い170MB/sが出ているので、安価な修理&USB2.0卒業で修理完了
しました。
週末18日はSNが40まで急落した影響か28MHzの早朝の入感がなくなりましたが、9時ごろから夕方まで
24/28MHzは好調でした。特に最終日曜日は28MHzの混雑がひどく、24MHzに逃げたところ
3B8CW、モーリシャス諸島が入感し、-10/-04dbと余裕でQSOできました。3B8コールはいつも読
んでるJAは見えてるけど本尊が見えない常連コールですが、今日はしっかり見えましたし、皆他のバンド
(28MHzとかでしょう)にいたので空いていてパイルにもなっていませんでした。モーリシャスはNew
DXCCのはずですがなぜかBand Newの色で表示されていましたので、他のBand
Newエンティティと混ざっていて、危うく見落とすところでした。その後も24MHzでかなりBand
Newを稼ぐことができました。春や秋の季節はDXに最適ですが、更にサイクル25が加わって今年もすごい1年となりそうです。
challengeは今年のcfmで+43とかなり大幅に増え、ついに516エンティティに達しました。
- WIAオンラインアワード
昨年3月に30AUDで利用開始。1年の有効期限です。VKのアワードを申請しようと思っていましたが、勘違いで
スコアが到達しておらず、1年頑張ってみるという状態でした。3月30日に期限切れを迎えるため、1年の成果として
ログをアップしました。結果、WIAのDXCCに100+25エンドーズメントで受賞、他にオセアニアアワードも受
賞でした。本命のWorked All VK Call
Areas/HFは、VK0と9がやはり鬼門で受賞には至っていませんでした。1年前は他のエリアもぼちぼちダメでしたが、1年VKも積極的に呼びました
ので、1-8は基準に達しました。とりあえずこのまま期限切れで流して、VK0と9がcfmできたら、再度申請をし
たいと思います。
- WIA (オーストラリアの無線連盟)オンラインアワード申請覚書
結構クセのあるシステムで、また迷うと思うので覚書しておきます。
URL:https://www.wiaawards.com/
インポートするADIFログファイルの加工
※HAMLOGのADIFファイルにはDXCCコードが含まれないため、そのままWIAのシステムにはイン
ポートできない(拒否される)
1.HAMLOGでエクスポート
2.DXKeeperへインポート
※DXKeeperは、公式サイトのランチャーからインストールする。ベースのVer.7をインストール後
に、ランチャーからアップグレードする。今日現在はVer17。古いままやると、DXCCコードが合わないなど
のエラーがWIA側で沢山出てしまうので注意。
3.DxKeeperのメイン「Log QSO」タブの右下「adv」ボタン
4.Modify QSOs in Log Page Displayフィールド
APP_DXKeeper_EQSL_QSL_RCVDをYにして「Mod」
APP_DXKeeper_LotW_QSL_RCVDをYにして「Mod」
※こちらのログ上のQSLが受信済みになっていないと、オンラインシステムで照合の対象にならないので、強
制的に受信済みマークをつける。
> WIAへ問合せしたときの返信 You have no QSL claims in your
log. You need <QSL_RCVD:1>Y and/or
<EQSL_QSL_RCVD:1>Y and/or
<LOTW_QSL_RCVD:1>Y on each of your QSO that
have a QSL. Your logging program will probably
download these for you.
5.Export QSOsでエクスポート
特に設定はさわっていない。DXCCコードは自動的に付加される。
6.WIAのオンライン「Import ADIF Log」でアップロード
Veryfyで、LotwとeQSLをVerify
※eQSLは、複数QTHがある場合、QTH nicnameを指定しないと、0となり処理されない。
WIAのシステムは即時処理でキュー処理はない(待っても変化しない)。
アワードの発行は、2週間程度時間がかかるとあったが、私の場合金曜日申請で翌月曜日にgrantされ、
WIAのStandingsリストにも掲載された。
PDFでダウンロードで発行される。
2月/3Y0Jペディション、当局運用再開、JTDXの使用開始
- FCCライセンスの受験が完了しましたので、運用に戻りたいのですが、3月の書
道 検定試験もあるのでそちらの練習のため少しペースを抑えられつつの運用になりそうです。
- JQ2MPJ局の操作資格を2アマ→Amateur
Extraに変更してみました。
1月31日申請で、なんと2月3日付けでかなり快速に許可が下りました。設備の変更がないので、2アマのままの
(資金がないのでQROの予定もなし)設備のため、何も変化はありません。1アマ相当の無線従事者が操作していると
いう法的根拠が変化しただけです。
ついでに、移動しない局の方の送信空中線の型式(指向性(八木系)のアンテナを申請していなかったので、今後設備
することを考慮して追加)の変更届も兼ねています。移動する局は空中線の型式は省略できます(書いてしまうとその通
りにしなければならないらしいので、私の移動する局の工事設計の空中線の型式欄は空欄にしています。)
- 先月出していた昨年分のDXCCのエンドーズメントを追加した今のDXCCスコア
です。
まだ今年QSOのログはアップしていない(この後アップします)ので、純粋な昨年交信分です。ここからおおよそ1年
間、今年はどんなQSOができて、どこまで増やせるか楽しみです。

- 3Y0Jペディション
- 情報:ノルウェー領、Bouvet Island[ブーベ島]、地域AF、DXCC24、D15QN、ITU67、CQ38、約16000km、方位224、孤絶し
た無人島、一番近い大陸は南極大陸という超絶マイナーなところです。DXCCではノルウェーとは別のエンティ
ティとなっています。
- CQゾーンとしては38(South
African)で、既にcfmしていますが、もちろんDXCCとしては初になります。無人島でのペディション
は、一度実施されると次は何十年も先になることがほとんどなので、1バンドだけでも取りたいのは山々ですが、か
なり難易度が高そうです。このブーベ島も1989年が最終で、
33年ぶりらしいです。1999年に計画され実際に島に近づいたものの、悪天候により船がダメージを受け、上陸
できず仕舞いだったそうです。
位置的には、昨年のZ21RU(ジンバブエ、6月、SN=60-70)と続けて行われた7Q5RU(マラウイ、
7月)が応用できそうですが、南アフリカですら難所なのにその更に南なので、本当に遠いです。可能性があるとす
ればやはり10/14/18/21MHzあたりでしょう。昨年のジンバブエ、マラウイは初夏でしたから、季節要
因で違うかもしれません。
- 参加計画は、ジンバブエ、マラウイに習って、10/14MHzを早朝〜朝、
18/21MHzを夕方〜夜で考えています。
- 遅れながらも10日から参加(ワッチ)。SN=190台とジンバブエのおおよ
そ3倍と、申し分ありません。とりあえず21MHzで世界中から呼ばれているのは見えましたが、本尊は見えず。
なかなかな場所と距離、そしてあちらがFT8は100wでF/Hなので、日本まで伝搬しません。18MHzで夜
に最高-17dbが短時間見える程度、そして運用も30分〜2時間程度でころころQSYしていくため、パイルの
まま突然消えてしまう(向こうでは取れていないのかもしれません)ので、かなり難易度が高そうです。送信機も
FT8は1台しかないようで、複数バンドに超絶アクティブに出ているということもありません。また、JAへのパスがある時間とあちらの運用周波数がうまく一
致しません。JAは3Y0Jから見るとほぼ末端の位置なので、伝搬予測も渋く、もともと意識されていないの
かもしれませんが。ま、これは取れるかはかなり運次第となりそうなので、気張らずでもチャンスは逃さないよ
うに、この週末はしっかりワッチしたいと思います。参加せずに後悔するより、参加したけどダメだったとした
いですね。
- 今回のペディションモードは、通常
Fox(ペディション側)は、WSJT-Xの仕様では、毎分00/30秒に送信するようですが、あちらはい
わゆる類似ソフト(EU地域ではよく使われているものらしい)を利用しているようで、標準外の15/45秒
で送信されてきます。これが結構大きな問題で、ノーマルのWSJT-XでFoxが15/45秒の局に応答す
ると、なんと、こちらはHoundなので関係なく15/45秒で送る(仕様上はFoxは00/30秒だか
ら)という問題が発生しているようです。これではいつまでたっても交信は成立しません。ペディションメン
バーの知り合いが何とか現地メンバーに問題を伝えようとはしているようですが、ペディションが終盤となって
いる今も標準外で運用されています。
この問題に気づいたWSJT-Xを利用していた一部局の中には急きょ手動でTXして対応した局もあるようで
すが、公式発表で「10日にJA方面が開けたので多数のJAと交信したが、1000Hzより下の周波数に引
き込まれない(移動せず)に、交信をして、RR73まで受信したとしても、そのような交信はオートログされ
ないので、有効な交信ではない」という衝撃の発表があったようです。逆で送っていることを認識しているよう
で、それでもなんでいちいち問題が発生する逆で送ることにこだわるのかと不思議に感じます。
私もワッチしていて逆で呼んでる人が今回はかなり多いな(裏も表も両方同じぐらいの局数出てる)とは思って
いましたが、この情報を得ていなかったら私も知らず知らずのうちに逆で呼んで、波が見えなくなっちゃったな
ぐらいに思っていたかもしれません。とりあえずこちらでやれるのは対応しているソフトを使用することだけな
ので、急きょJTDXをインストールして臨みました。そういう挙動をする派生ソフトがある以上、WSJT-
X側の早急な対策を望むところです。
- 11日の18時〜19時ごろに14MHz
FT8で2slotでも-08dbと強めで入感しました。開けたかと思い、とりあえず当局も1時間ほど呼び
ましたが、結果は、DXクラスターにハワイ方向からのフェイクシグナル(pirate)と複数の報告があ
り、ニセモノだったようですので当局は呼ぶのを途中で辞めました。今回のペディションではニセモノがかなり
出現しているという報告もありましたので、頭の片隅にはありましたが、目指すコールが入感すればやはり応答
してしまいますよね。偽局である指摘がFT8メッセージで流れ始めると、送信を停止し消滅しました。この偽
局は00/30秒で送ってきていました。どっちみち取れていませんが、時間の無駄をしてしまいました。迷惑
この上ありません。ペディションは、公式ツイッターとかで「今から**kHz FT8
@@Hzに出ます。」という宣言でもしないといけなくなるのかと悲しくなりました。
このpirateとの交信で、呼び続けてしまっ
たせいで14MHzがまたプアになってしまったようです。
その後は、20時前から18MHz
FT8で3Y0Jを呼ぶJA他アジアがよく入感しました。シーケンスも進んでいるので入感している局もあるようですが、やはり当局ではご本尊が見えませ
ん。この入感具合の悪さと、15/45秒で送ってくるので、本物っぽいです。
- 12日 SN=203 かなりのSNですね。朝8時から移動運用のカーバッテリー
電源装置を作っていました。移動運用は、普段はアイドリングしながらの運用ですが、ガソリンも高騰しているので、エ
アコンが不要な時期はエンジンストップできたらなぁと思い、4年間カーバッテリーとして使ったものを、1月に突然死
が怖いので年数で取り換えたのですが、意外とまだ使えそうなので処分せず転用してみました。
10時前頃から、昨日のpirateへの応答で破壊してしまったCP5HS 14MHzの修理にかかりました。
修理はこちらに記 録しています。
色々試した結果、あと考えられるのは給電部ですが、前回の交換の後に補充していなかったので、届くまでしばらく
14/21MHzは停波となります。
14時ぐらいにはCP5HSの結論も出たので、片づけをして、別系統のHFV5改の10/18MHzで3Y0Jの
ワッチをしつつ、ちょこちょこ遊んでいました。SN値もいいので18MHzが非常に開けていて、いつもは渋い(呼ん
でも応答ない)EU方面が良く取れるなぁと思っていましたが、16時前ぐらいからD2UY(アンゴラ)が入感。初
DXCC&初CQ
Zone(36)で、南アフリカの西側赤道付近で普段まず届かない所です。あちらの波も-10db程度あり安定していますので、大チャンスと思い、
150wで必死で呼びました。アンテナを壊さないように、1回休みながらです。pskreporterであちらに届
いているのも確認できているので、自信をもってコールできます。後はピックアップしてもらうだけです。20分ほどの
コールでピックアップしてもらえ、こちらの波も-10dbと良いレポートでした。アンゴラの交信の終盤あたりで、
TR8CA(ガボン)も入感し始めました。方位もほぼ同じなので、パスがあったのでしょう。そして、いいタイミング
で出てきてもらえました。はやる気持ちを抑えつつ、アンゴラをQSO後、ガボンをコールしましたが、ほどなくFT4
にQSYとのアナウンス。FT4はデコードがあまりよくないので不安感しかありませんが、あちらがそうと決めた以上
従うしかありませんので、QSYしてまた必死で呼びました。ガボンもpskreporterで届いているのは確認で
きたので、かぶりチェックをして送信周波数を微妙に変えつつ、こちらは15分ほどでピックアップしてもらえました。
レポートも-04dbと比較的強く届いていたようです。
新DXCC 2エンティティ(アンゴラ、ガボン)と、新 CQ ZONE 36 (Equatorial Zone of
Africa)と、今年初のかなりの成果をあげられました。アンゴラはclublogですぐに確認でき、QSLも請求できました。どちらも翌日には
lotwでcfmされましたので一安心です。
本命の3Y0Jはこの数日後にQRTとなり、ご縁がありませんでしたが、そのおかげでワッチしていて比較的素
早く対応できたので、パイル前になんとかQSOでき当局のような弱小局でもなんとかなったのと、14/21MHzをぶっ壊した
ので10/18MHzあたりしか使えなかったというのも運でしょうか。
- 18-19日 SN=84
18日/夕方から雨予報なので、部品が届いたCP5HSの修理に午前中から取り掛かりました。結果はこ
ちら
結局、昼過ぎには降り始めてしまい、急ぎ仕事で何とか本降りになる前に終われました。
その後、修理後テストのために14Fにいました。先週お世話になったアンゴラがBAND
NEWで入感しましたが、コールしてもこちらの波が届かず。まぁ、アフリカの西側なんてそう毎度交信できるわけありませんから今日は残念です。SNも低い
せいかEU方面の渋く、他に数局呼んでみましたが遠い方はほとんど応答なしです。アメリカも入感少な目です。
- 20-26日 SN=100-149
上旬の3Y0Jペディションでペディションモードが逆シーケンスだった問題(これは後日、チームの使用していた時
計がなんと14秒遅れていたので、逆シーケンスにしているわけではないが、結果として逆シーケンスになっていたと発
表があった)で、急きょインストールしたJTDXですが、こんなこともあるのでJTDXも操作できるようにしておか
なければと色々ネットで調べてみると、JTDXの方が良くデコードされるという記事を意外と多く見かけてまさかと思
いましたが、FT8デビュー以来WSJT-X一筋(JT65は別のソフト)で5年お世話になっていましたが、本番で
慌てないようにある程度の使用経験を積むためと、本当にデコードが良いなら使わない手はないので、試しに導入してみ
ることにしました。その調査とインストール、設定に20,21日の2日間使いました。22日の交信分から、JTDX
の使用を開始しました。
それと、近頃28MHzのUSAなど朝方のコンディションが良いので、22-24日は平日の出勤日でしたが、
JTDXのテストも兼ねて朝6-7時に1時間程度の運用を行いました。その成果もあり、24日には近頃呼んでる局は
入感しても本尊がみえなかったT77C(サンマリノ)と10MHzでQSO。136番目の初DXCCエンティティを
GETしました。-13dbだったのでそう難QSOでもないので、多分WSJT-Xでも問題なかったと思います。平
日の早朝ということで参加者も少なかったのでパイルにならなくて良かったです。
この流れで週末25,26日も朝を中心に運用しました。25日は10MHzでBand
NEWを3エンティティ、近頃よく見かける未cfmエンティティである赤道ギニア(3C3CA)も今回初めてリターンはありましたがこちらからのRR73
が何らかの原因で届かず、残念ながら交信は 成立しませんでした。他、24MHzもBand
NEWを2エンティティGETで成果はありました。14/18/21MHzは比較的閑散としていました。
26日は、朝の28MHzもあまりパッとせず、でも昼過ぎにコロンビア局がパイルになっていました。その他単発の
珍局パイルはありましたが、全体的には閑散としていて、久々にBand NEWも0でした。
JTDXの使用感ですが、評判のデコード率については、JTDXの方が多くデコードされるというのはその通りでし
た。
デコードできればWSJT-XもJTDXもdb値はそう変わりません。特にかぶった時、WSJT-Xはだいたいデ
コードできませんが、5年の経験でこれはだめだなと思ったかぶりがJTDXではきちんとデコードされたことを体感し
ました。JTDXの方がデコード性能の改良を加えているということなので、それはその通りだと思いますが、その一つ
として考えられるのが「Hint
Decode」です。これは、ALLCALL.TXTにあるコールリストに該当するものがあった場合、デコードするには不十分の信号でも補完して「推定」
してデコードするという機能です。これによるデコードが意外と多くあり、JTDXの方が多くデコードされるというの
はこのHint
decodeの賜物だと思います。しかし、これにも裏の面もあり、「できるだけ交信が成立させられるように補完」するため、虚像が現れてしまうということ
は頭に入れておく必要があります。特に低db(-24db以下)は、虚像を疑った方が良いとネット上の資料にもあり
ました。
他、WSJT-Xでうーんと思っていた細かい点で、操作性がいい部分もありました。例えば、CQへの応答などで
コール後に他局に先に応答した時、WSJT-Xだと手動で送信停止しなければなりませんが、JTDXなら他局に応答
したときは自動で送信が停止されます。また、WSJT-XではRR73(73)を自分が送ると、自動送信が解除され
るため、1つ前のシーケンスが相手から再送されてくると、結構慌てて73を送り直すということが度々ありましたが、
JTDXだと相手の73(又は他局への移動)がデコードされるまで自動送信が解除されず、最後までしっかり見届けて
くれます。Hint
Decodeも今のところ支障はない(後ほどcfmも貰えている)。
JTDXの気に入らないところは、入力レベルのdbがなんかやたら値が大きく調整が分かりにくい。
本家WSJT-Xに搭載されている機能で実装されてないものも多い、起動に時間がかかる(WSJT-Xならほぼ瞬時
だが、JTDXは10秒ほどかかる)というところでしょうか。
その他、25日には新デジタルモード(FreeDV)の変更申請を作成&電子申請で提出。26日はリグのローテー
ション(FT857DMを固定、移動で2台持っている)をしました。移動用は移動時かテスト時にしか使わないので、
お蔵入りになりがちなので、ローテーションにより動作確認とエイジングをしています。
1月/QSOパーティ、FCCライセンス(エクストラ)受験
-
あけましておめでとうございます。
記録がてら、年初のDXCC状況です。

-
2日/QSOパーティに参加しました。
今年は5年目ということで、例年とは違ったやり方で、10MHzでQSOパーティへの参加を計画していました。
昨年からの10MHz本格デビューで日中は国内が7MHz並みによく入感することが分かったのでできた計画です。
※10MHzはWARCバンドですので、コンテストでは対象外ですが、今回はコンテストではありませんし、規約にも
使用周波数帯の限定はありませんでしたので、有効と思います。(後日一応JARLに確認してみますが)
8:30ごろから調整とワッチを開始しました。7MHzは既に国内が多く出ていますが、10MHzの方はまだDXの
時間で、Zコール(アフリカの方だと思います)を多くのJAが呼んでいました。私はZの方はほとんどコピーできませ
んでしたので、スルーして、まずは7MHzで1時間半ほど運用し、27局(有効局数)とQSOしました。相変わらず
の混雑で、オペレータネーム交換が潰されてしまったり、そもそも交信が成立しなかったりと毎年恒例の歯がゆさを味わ
いました。昨年から、オペレータネームが受信できなくても再送は求めず、すぐ次に行くことにしています。もちろん、
残念ながらパーティとしての集計上は無効としています。
暫時休憩して、11時過ぎに10MHzを覗いたら、既に国内のコンディションになっていて、多くの局が参加
していました。こちらは上級局バンドなので、比較的空いていて、交信が潰されることは全くありませんでした。お互い
波が届けば、ファイナルまで行けます。7MHzと同様の1時間半ほどで、37局(有効局数)交信できました。
今回は全QSO実測30wでしたが、10MHzの方が+dbレポートも多く、送受信ともにシグナルが強かったです。
合計64局(有効局数)と交信させていただき、新年の無線初めとなりました。
昨年12月から取り組んでいるFCCライセンスの勉強のため、近頃はあまり出れていませんが、また無線はQRTし
て、1月末予定のFCC Extraのお勉強をしたいと思います。
来年のQSOパーティのサマリーシートの従事者資格欄に「U.S. FCC Amateur
Extra」と書けるように頑張りたいと思います。
- 7日 Online DXCCの申請、FCCライセンス(エクストラ)の出願
昨年のDXCCのペーパーQSL分(+24
QSL)のLotwへのエンドーズメント手続をしました。エンドーズメントステッカー(150)までは、+17エンティティ必要ですし、Bandごとの
DXCCも一番近い14MHzでも+5エンティティ必要ですので、今回認定となるものはありませんので、ただの数字
合わせの手続です。BandNew(チャレンジ)も含むので、実際のLotw上のニューエンティティは、+6です。
これで実際のエンティティ数とLotwが一致します。ただの追加だけですが、$35(今のレートで5000円ほ
ど)+フィールドチェック1000円
と痛い手数料ですが、やっておかないと未来の自分が大混乱できっと困りますので。
今年も数枚なんてことにならないよう、エンドーズメント出したくなるような+数になるように頑張ります。
FCCライセンスの方も、準備は順調です。年末年始の特訓の成果で、仕事始めから今日現在までの模擬試験では、安全
圏の45点以上は必ず出ています。引き続き詰めていきたいと思います。
- DXCCエンドーズメント審査終了
13日付けで、JARLのカードチェッカーを+24QSOで通過。昨年は月末ぐらいにARRL着だった(DXCC入
りの申請もあったのでかなりヤキモキしていたのを覚えています)のでのんびり構えていたのですが、ふとLotwのク
レジット数を確認したら大幅に増えていて、オンラインDXCCの履歴を確認したら、17日にARRLに申請が到着し
て、審査完了したようでした。最終的なクレジットは+22でした。-2QSOは、他局からLotw貰っていたのが重
複したのだと思います。
- 22日 ふとSN値を見たら、170もあり、びっくりして緊急運用です。
10MHzを中心に運用して、+3 Band
NEWを獲得しました。ヨーロッパ方面が確かによく取れました。本当はFCC試験が来週に控えているので、エクストラの勉強しないかんのですがね。試験勉
強は概ね順調です。47点以上には間違いなく入るようになったので、当日生きていたら大丈夫だと思います。
- 29日 FCCライセンス(エクストラ)受験

結果は、満点合格でした。
日本時間の31日夜に、エクストラクラスのコール「AJ6ZT」も発給され、これでFCCライセンス関係は一区切り
となりました。詳しくは専用ページへどうぞ。
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