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運用情報(2024年度版)
過去年度版 → 2023年
2024-01-01 作成
2024-04-22 22訂
DXCC 達成状況
2024 年度 月間雑感
(個人的な忘備録を兼ねた運用日記です。最新月が先頭に来るように順序を逆にしました。)
2024年度総括
4月/引き続きペディションの春(オーストラル諸島、ピトケアン諸島、リベリア、イースター島)
- 月初のDXCC状況(左:2024年3月末、右:2023年末)
3月末の成績です。2月と3月のペディションのCFMが上がってきて、2月末と比較して+6エンティ
ティ、+31チャレンジでした。
- 3-14日/SN=40-140
今月も多くのペディションがありますが、コンディションは低調モードです。書道検定が近くなってきたのでそちら
にも時間を配分しなけければならないのと、既にCFM済のエンティティだったり、難所も多いのでマルチバンドに
はこだわらず、200エンティティ目指してワンバンドでもQSOできるように狙っていきたいと思います。
前半は、TX5XGオーストラル諸島、7Q7JNマラウイ、VP6Gピトケアン諸島、A8OKリベリアの4ペ
ディションに参加しました。
マラウイはエンティティとしてはCFM済ですが、まだチャレンジがCFMできていないバンドがありましたが、残
念ながらBand NEWはありませんでした。
オーストラル諸島は
28MHzがBand NEW、ピトケアン諸島は10MHzでNew
DXCC、リベリアは18/14MHzでNew DXCCとBand NEWでした。
特にNewエンティティになるピトケアンとリベリアはワンバンドでも取りたいと狙っていました。
ピトケアンは4日からのスタートで、距離的にはそれほど難所ではありませんが、チームではなくワンオペのペディ
ションのようですのでアクティビティが高くなく、コンディションも悪かったので10MHzワンバンドしかできま
せんでしたが、Newエンティティとなりました。14日の早朝にはQRTしたようです。
リベリアは、5日からのスタートで、すぐの6-8日の週末から参戦はしていました。こちらは8名のチームですの
で、アクティビティが高く、マルチバンドでQRVして下さっているのでパスとコンディションが合えば交信できる
可能性は高いなぁというところですが、アフリカ大陸の西端という難所ですので、そもそも入感しなかったり、コン
ディションよく入感すれば他のJAとパイルで初の週末はとても当局の設備では太刀打ちできない状態でした。
翌週末の13-14日に再参戦。1週間経過してマルチバンドのアクティブ運用ですので近場の局やビックガンは粗
方QSOを終えたようで、比較的空いてきていました。CQ連発ということもありましたし、スロットも割れても
2〜3程度なので、そこまでSNも落ちず、この週末で朝方に18MHz、夜に14MHzと2バンドQSOするこ
とができました。次の土曜日20日にQRTなので、ひょっとしたら滑り込みチャンスはあるかもしれませんので、
ワッチは続けたいと思います。
50MHzは、香港がBand NEWでした。
アメリカのAJ6ZT局もペティションの5MHzを中心に運用しました。リモートレンタルシャックの年会費の期
限が4/15までなのですが、急速な円安に見舞われているので一旦契約を切ることにしました。年会費は$99で
すが、クレカで決済すると相場より1ドルあたり2円程度プラスになるので、今更新すると1ドル156円ほどにな
りそうです。約15,500円です。昨年契約したときは家計簿を確認したら、13,542円(1ドル≒137
円)でした。まぁ書道検定の絡みもあって6月までは私のアクティビティも下がるので、しばらく為替を見守りたい
と思いますので、AJ6ZTの運用はしばらくお休みです。今月のAJ6ZTは従量請求が$100ちょっと(約
16000円)でしたのでちょっと遊びすぎたかなぁ。まぁ、現地に渡航することなくアメリカから1.5kW波を
出せるというスケールを考えればこの値段でも格安だとは思いますが。
余談ですが、昨年10月のW8S(スウェイン)のペディションで、10MHzがNIL調査の結果パイレートオペ
レーションと返信があった件、14日にLotwのCFMが届いていて、10MHzが追加でCFMになりました。
多分NIL調査が他局からもたくさん出ていて、本気で調べ直したのでしょうか。結局ログ漏れだったのですね。と
りあえずLotwに上げておいてよかったです。
- 20-22日/SN=220-
SNが急上昇のコンディションです。
成果は、New
DXCC:イースター島(14MHz)、ブータン(21MHz)、マルティニーク(10MHz)、チャド(14MHz)で4エンティティ Band
New:イースター島(7/10/18/21/24/28MHz)、オーストラル諸島(21MHz)、ブータン
(24/28MHz)で9チャレンジとベストコンディションに恵まれ大漁でした。
20日/日中は所用がありましたがので、夕方頃から、調子の悪い21MHzのアンテナチェックです。曇天だった
のでアンテナチェックには最良です。(晴天だと太陽がまぶしいので作業しにくい。)結論としては、21MHzコ
イルの焼損でした。顛末はこ
ちら
その後、アンテナの試験も兼ねて19時頃からQRVしていたところ、3G0YA(イースター島)ペディションが
入感していました。イースター島は正式にはパスクア島と呼ぶそうです。今月上旬に10MHzでwkdしたピトケ
アン諸島(New
DXCC)より少し遠いぐらいの場所です。近頃はこの辺りからのペディションが多いですね。イースター島も取れればNew
DXCCですので、早速参戦したところ、グッドコンディションのおかげでしょうか、14MHz、10MHz、
21MHz、7MHzと約30分間で4バンドwkdという快挙です。DXにはかなり強く届いてたようで、修理し
た21MHzは+01dBのリターンで、調子絶好調でした。いつものことですが、ペディションはF/Hや
MSHVで分身します。今回もMSHVで5分身していましたので、こちらへの入感は-20dB以下というカスカ
スでしたので、いつ入感しなくなるかヒヤヒヤものでしたが、DXに強めに入感していたのが良かったのか、ほぼ即
ピックアップしてもらえ、少し手こずったバンドでも5分以内にはピックアップしてもらえました。イースター島ペ
ディションは5月6日までとGWも挟むよい日程ですので、7-28MHzのオールバンドクリアを目指したいと思
います。
21日/雨天予報なので、所用は昨日済ませていたので、巣籠りです。昨日から参戦していた3G0YA(イース
ター島)が、早朝18MHz、午前中に28/24MHzをwkdし、全7バンドクリアとなりました。28MHz
はパイル気味で20分ほどコールしましたが、他はほぼ即ピックアップでした。一応目標の7-28MHz全バンド
クリアとなりましたが、ペディションはGWまでありますので、ローバンドもトライ出来たらと思っています。
他は、A52(ブータン)がNew
DXCCで21/24/28MHzの順でwkd、TX7W(オーストラル諸島)が21MHzでBand
New、FM4LV(マルティニーク)がNew DXCCで10MHzでwkdと大量収穫でした。
22日/平日の休日ですが、終日、複数の所用がある出入りの激しい日で、落ち着いて運用できるのは朝のみでした
ので、TT8XX(チャド)狙いの朝活です。20日から参戦していますが、アフリカ大陸ですのでなかなかご縁な
く、昨日も18MHzを中心に入感次第コールし、リターンがありましたが続かず、今日も早朝4時30分からコー
ルを開始し、18MHz→10MHz→14MHzとQSYし、ようやく強めに入感していた14MHzでwkdで
きました。MSHVのslotが割れるとSNが低くなり当局のような弱小局は受信も運任せですが、今朝は
18/10MHzが-20dB以下であったのに対し、14MHzは最大で-12dB(1slot)で入感しまし
たが、レポートはslotが割れていたタイミングだったので、-21dBで送りました。DXからは
-08dB(150W)で返ってきましたのでほどよく届いていたようです。
3月/ペディションの春(ウォリス・フツナ、テモツ、カンボジア、グレナダ、ベナン、タンザニア、ガラパゴ
ス)、5MHzキャンペーン
- 月初のDXCC状況(左:2024年2月末、右:2023年末)
2月の成績です。+1エンティティ、+9チャレンジでした。2月は少し運用も低調で、ペディション中心だったの
でまだQSLが来ていない等もあり、あまり増えてはいません。
- 01-03日/SN=130-100
3連休の成果は、Band
New:7MHz(テモツ、カンボジア)、10MHz(テモツ、カンボジア)、18MHz(テモツ、カンボジア)、21MHz(カンボジア)、
24MHz(テモツ)、28MHz(テモツ、カンボジア)、50MHz(カンボジア、インドネシア)で合計+12
チャレンジでした。
1日は平日ですが、休暇です。平日の利点を生かして、週末は込み合うペディションを埋めていく計画で、ウォリス・フ
ツナ(10MHz)、テモツ(10/24MHz)、カンボジア(18/21/50MHz)と大収穫でした。朝方
8-10時頃と、昼13-16時と計半日程度は用事でシャックにいませんでしたが、それでもこの成果です。
今回は、当局としては珍しい「50MHz」が取れました。
しかも、「+22」という眠気も一気に吹き飛ぶリターン。
50MHzは当局はバーチカル8mH+50Wという貧弱な設備なので、Eスポシーズンに運がよければ7000km圏
内ぐらいで、相手が0dB程度あるなら、なんとかいけるかなという設備なので、カスカスでも取ってもらえるかなーと
いう本当に淡い期待というか、期待もしていないぐらいの「暇だしまぁ呼んでみよう」のノリで、ワンコールで+22で
すから一瞬状況が理解できないぐらいのインパクトでした。
当局の設備で+22なので、他局では+38とかもらっている局も居ましたね。ペディションで50MHzを取ったのは
多分これが初めてです。
これだけで、もう、平日休暇の価値が爆上がりしました。
2日は、引き続きペディションの積み増しと、朝のUSAパスでのデラウェア狙いです。ペディションは、カンボジアが
朝方10/18MHzを取れたのですが、以降QRT状態となってしまっていました。テモツは日中、CWメインの運
用に移行してしまっていたので、今週末でFT8を積み増そうと思われていた局長さんにはちょっと苦しい展開になりま
した。テ
モツは夕方に7MHzが入り始め、まだがら空きでしたので4コールで取ってもらえ早々にwkdしましたが、SNは
-21/-16dBでカスカスでした。もう少し待てば上がってくるとは思ったのですが、パイルになると当局は勝ち目
がないので…。これでテモツは7-28MHzまでcfmでしたので、早速OQSLを請求し、撤退です。テモツのペ
ディションは7日までの予定です。
カンボジアは7/28MHzを取りたいところですが、今日はご縁がありませんでした。デラウェアはたまにちらちら入
感はしますが、や
はり相手に届いていないのかリターンが来ません。pskreporter上でも東海岸には届いていないようです。
ペディションが少し落ち着いたので、5MHzキャンペーンをやりました。全51局交信、W1とW4エリアから半々程
度です。
5MHzの話題は、まとめておくことにしたので、興味のある方はこちらからどうぞ
3日は、引き続きカンボジアの7/28MHzの積み増し、USAのデラウェア、5MHzの伝搬調査です。
カンボジアは、7MHzが早朝、28MHzも9時過ぎにQRVがあり、共にcfm、こちらは7-50MHzまで常設
全8 バンドcfmという初の快挙を成し遂げました。全力ですので、OQRSを請求し、撤退で
す。カンボジアのペディションは9日までQRVの予定です。
デラウェアは入感はしましたが、やはりコールバックなし。昼過ぎからは50MHzを運用し、オーストラリア4局と、
Band NEWはインドネシアがwkdしました。
5MHzは現地夕方〜日の入り頃狙いの運用で、新たな知見を得 ました。5MHzの話題に興味のある方はこちらからどうぞ
- 9-11日/SN=100-80
今週末は9-11日で正規の3連休です。
今連休の成果は、TY5Cペディション(ベナン) 18MHz New DXCC & New CQ
Zone(中央アフリカ)とJ38Rペディション(グレナダ)10MHz New
DXCCでした。3連休の割に成果がないのは、下述します。
9日は、まずは3.5MHzも当局としてはそろそろシーズンオフなので、3.5MHz実験用に使用していた
HFV5(改)と、移動局用のリグの組み合わせを、HFV5(ノーマル)50MHzエレメントに交換して、移動しな
い局とは別の系統で、50MHzを常時ワッチできるようにしました。50MHzのアンテナはHFV5そのまま、シン
グルバンド仕様です。50MHzは3日間でオーストラリア10局、カンボジア1局、ニューカレドニア1局でした。
3連休に力を入れていたのは、J38R(グレナダ)とTY5C(ベナン)のペディションです。
グレナダは、9日から入感次第参戦するという体制でやっていましたが、残念ながらご縁なく現時点で
はATNOです。
多分3日間で、10/14/18MHzに挑戦し、グレナダにかけた総運用時間は6時間ぐらいになっていると思いま
す。それだけ時間をかけましたが、当局からすればカリブ海の難所ですので、入感すらままならず、コンディションが良
い時は他のJAも多数出てくるので多分潰されてしまい…。ペディションは18日までなので、次の週末も機
会があればニューバンドにも参戦の予定です。また、グレナダはCWの運用の比率が多く、当局のような弱小設備でFT8頼み組にはなか
なかつらいペディションになっています。
追記:3連休最終日の19時すぎからほどよく入感し、明日からは仕事なので20時でやめる!と3連休最後の神頼みの
コールをしたところ、15分ほどでピックアップしてもらえ、-11/-17dBでようやくwkdできました。連日
10MHzに出現していたので多くの局がwkdし、当局のような弱小局の波もつぶされず届くようになっているので
しょう。この後、グレナダからの波は徐々に弱くなって見えなくなりましたので、たまたま電離層のいたずらだったのか
もしれません。14,390km、カリブ海地域頂きました。
ベナンは、グレナダが無理そうと悟り、連休最終日にちょうどグレナダと同じ18MHzに午前中の同時刻に出ていたの
で、グレナダを中断して参
戦。こちらは中央アフリカ大陸でまたまた難所ですが、グレナダよりは伝搬が良好なのか、まずは5分ほどでピックアッ
プしてもらえました。しかしこちらのリターンが届かず、再コールし更に10分後ぐらいに再度ピックアップしてもら
え、無事wkdしました。13000kmですので、届きにくい距離です。中央アフリカZone35もNewとなりま
した。ベナンは、Pskreporterで追ってる限りでは、停波が比較的多いのと、JAがスキップしやすいかなと
いう感じです。ATNOにはならずに済みましたので一安心です。
5MHzの伝搬調査もかなり時間をかけ、3日間でのAJ6ZT局運用は126分で約$28(約4200円)でした。
他、5MHzのQSLの整理をし、個人的XCC100を目指しています。5MHzの話題に興味のある方はこ ちらからどうぞ
- 15-17日/SN=50-90
15日の帰宅後の夜19時よりQRV。今週の主な目標はペディション積み増し(グレナダ、ベナン)とATNO解消
(タンザニア)です。東キリバスペディションは7MHzのみのBand NEWが必要です。
成果としては、Band
NEWが、グレナダ(7/24MHz)、メキシコ(21MHz)、ペルー(21MHz)、オーマン(28MHz)でした。
グレナダは日本時間の16日の夜〜17日の朝(現地の日中)にかけて、主要なアンテナを撤去ということで、16日の
夜までが勝負でしたが、16日午前中の朝のハイバンドパスで24MHz、ラストは18時に夜のパスで滑り込みで
7MHzを追加でBand
NEWをwkdしました。しかし7MHzがログに出ないので、とりあえずNIL調査をマネージャーに提出しました
が、ひょっとしたらパイレートだったのかもしれません。その後、現地では日没により撤収作業が中断されたため、残っ
ている5/7/10MHzのアンテナのみでエクストラナイト(日本時間17日朝〜夜19時)が運用されました。
ATNO局にとってはまさに天の助けですが、ローバンドなのでJAからは日中はご
縁がありません。また、当局は7MHzの再履修のみですので、パスができる夕方から呼び始めましたが、なんと後から出てきたT32EUのペディションが
1kHzのDF違いで運用を始めたため、T32を呼ぶ局とJ38Rを呼ぶ局で、潰し合い状態となり混信が多く、もう
諦めモードでしたが、最高のパスが期待できるグレイライン狙いの19時ごろに
コールしたところ、2コールでピックアップしてもらえ、しかも-12dBという一番強いレポートを頂き、7MHzの再履修がログでも確認できました。この
後20分後の19時20分に完全QRTしましたので、本当の滑り込みセーフでした。Clublogの
Livestreamで5番目に永遠に残り続けることになりました(笑)。現地は夜が明けましたので、唯一残ってい
た5/7/10MHzのアンテナも撤去が開始されると思います。
グレナダは先週の6時間運用などかなりの苦労をしましたが、終わってみるといい思い出ですね。最終的には7/10
/24MHzはcfmしましたので、カリブ海の難所を当局の弱小設備でATNO解消できただけでも、上出来としたい
と思います。
ベナンやタンザニアは、PskreporterのレポートはありましたのでQRVしていたようですが、当局には入感
せず、ご縁がありませんでした。タンザニアは引き続き3月20日まで期間はありますが、平日しか残っていませんの
で、よほど幸運が巡ってこない限りは、このままATNOになりそうです。ベナンは4月3日までとまだ半月ほどありま
すので、引き続き追っていきたいと思います。
息抜きがてら、既に10-28MHzまではcfm済みの東キリバスの21/24MHzに参加し、その後そのまま
21074kHzに移ったところ、メキシコとペルー(それぞれBand
NEW)が入感していて、どちらもwkdできましたのでラッキーでした。
先週18MHzでATNOは解消していたベナン(TY5C)が、ペディションでは珍しく事前ドネーションもQSL請
求もしていないのにLotWにログがアップされました。近頃のペディションでは資金稼ぎもかねてでしょうか、QSL
請求やドネーションしないとLotWにも上げてもらえないことが多くなっているので、ありがたい対応ですね。当局と
してはベナンはNew DXCCなので後ほどカードを請求はしますが。
日曜日の朝のパスで、USA
DE(デラウェア)局から、初のコールバックがありました。以前からちらちら入感はしているのですが、呼んでもコールバックがないのが常でした。しかしレ
ポートは-20dBであちらも10分ほど呼んでくださっていましたが、朝のUSAパスで大混雑の28MHzでQRM
に巻き込まれてしまい、レポート交換ができず終わってしまいました。春分が近くなり、これから日が長くなるので、
USAの朝のパスも少し長くなると思いますので、引き続きめげずにチャレンジしたいと思います。
今週末はAJ6ZT局も積極的に運用して、主だったところではグレナダの5MHzをcfmしました。5MHzの話題に興味のある方はこちらからどうぞ
次の週末は22日午後〜25日までの3.5連休となりますので、50MHzも含めて
追っていきたいと思います。
- 18-19日/SN=120
平日ですが早朝や帰宅後運用で、New DXCC:タンザニア(14MHz)、Band
New:マリアナ諸島(7MHz)をwkdしました。
18日 J38Rの16日の7MHzFT8のNIL問題について、マネージャーか
ら届いた返答が「あなたは17日に別の(7MHzの)QSOがありますので、それを使ってください」というごもっと
もな返答でした。ま、チェックリクエストを出した時点では、17日の朝だったのでまだ17日夜のQSOはできていな
かったのですし、NILになっている原因は探りたかったところですが、ただのログ漏れだったのか、pirateだっ
たのかは分からず仕舞いになりました。
申請していた、プエルトリコ局(KP4/AJ6ZT)のLotW証明書がARRLから発行されました。プエルトリコ
はアメリカの自治連邦区という区域で、アメリカ国税の納税義務がない、大統領選挙の投票権がない等特殊な地域ではあ
りますが、独立国家ではないため、米国籍で米国の主権下の地域となっています。通信行政についてはアメリカFCCの
管轄とされていますので、FCCライセンスを有する者は特別な許可等必要なくアメリカ国内での運用と同様に運用を行
うことができます。私が利用しているレンタルシャックサービスにはプエルトリコ局がありますので、KP4コールサイ
ンの運用が可能です。折を見てプエルトリコ局の運用も行っていく予定です。
19日 朝5時に起床し、Pskreporterを覗いたところ、14MHzで5H3VJG(タンザニア)がJAで
多数入感していました。JAはちょうどグレイライン間近です。当局の設備でもアフリカの東海岸なら夜が明けなければ
夜のパスでなんとか行けそうな時間ですので、早速ワッチしてみたところ、-12〜-21dBの激しいフェージングを
伴いながらですが、なんとか入感していました。あちらはペディション終盤ということでCQ連発です。しかしあちらの
dBの変化が激しいのと同様、こちらはグレーラインが近く、こちらの波もフェージングを伴っているのかもしれません
し、14MHzバンドそのものが混雑していることもあってか、コールしてもなかなか応答してもらえず、高いDFから
少しずつDFを下げていき、9コール目の一番低いDF233Hzに移ったところで-18dBでコールバックをもらえ
ました。先週の連休中にQSOできず平日の20日までなのでもう諦めていたタンザニアですが、これで目標のATNO
解消は果たせました。最後までチャンスを狙う気持ちは大切ですね。
- 22-25日/SN=170-170
22日は午後から休暇、そのまま25日まで休日で今週末は3.5連休となります。残念ながら天気予報は全日雨となっ
ていますので、特に外出もできず、今週は急上昇中のよいコ ンディションのように見えましたがので無線三昧にしたかったのですが、実際はMIN
STRMの全バンドプアな状態で、近頃恒例の28MHzの朝のUSAパスもなく、西海岸にすらほとんど届きませんで
したし、他のバンドも当局への入感は寂しいものでした。
今連休での目標は「ガラパゴスペディション(HD8MD)のATNO解消とBand
Newの積み増し(達成)」、「先週果たせなかった東キリバスペディションの7MHz Band
Newのwkd(未達成)」、「WAS
DEのwkd(未達成)」でしたが、WASはコンディション不良で入感すらしませんでした。他は下記に記録します。
成果: New DXCC/ガラパゴス諸島 Band
New:ガラパゴス諸島(10,18,21,28MHz)、フィリピン(50MHz)
ガラパゴスペディション:
22日の13時頃に14MHzの入感がありコールしましたが、すぐにQRT。次は14時頃に18MHzでの入感があ
り、平日日中であったためか比較的空いていて15分ほどでピックアップしてもらえ、wkdしATNO解消できまし
た。23日は夕方から10MHzでの入感がありコール。こちらはかなり時間がかかり、小休止を挟みながら合計で1時
間ほどはコールした
と思いますが、16時半ごろにwkd、同じ周波数に出ていたキューバのペディション局(T44DX、New
WPX)も17時頃にwkd。24日は朝に24MHzでの入感があり、1時間ほどコールしましたがDXが28MHzにQSY、24MHzに参加していたお
かげでほぼすぐにコールできたため、パイル前の2コールでリターンあり。夕方には21MHzでの入感がありましたが
こちらはリターンがあったもののdBが悪すぎてRR73なしの尻切れのため、wkdできたかも微妙です。25日は前
日と同様に朝に24MHzのQRVがありましたので再挑戦したものの、やはりCQ連発のコールバックなしですので、
どうやら届いていないようでした。コンディション不良の中で、3日間で10,18,21,28MHzの4バンド
wkdしましたのでまあ上出来でしょう。
東キリバスペディション:
現時点ではすでにcfm済みの14-28MHzまではご挨拶がてらwkdしていますが、本命の7MHzにご縁があり
ません。22日の夜に入感があり
ましたのでコールしましたが、標準周波数で出ていたため、QRMがひどく1時間半ほどコールしましたが応答ないまま
当局からQRTしました。このペディションは同じバンドでモードで同じ時間帯でのQRVはしばらく間が空くパターン
で、翌日以降は深夜のQRVで参加できなかったり、JAにパスがないUSA向けの時間帯でのQRVとその後もご縁は
なく、ペディションも27日までですので、7MHzの攻略はできず仕舞いになりそうです。
50MHz:
22日の17時半ごろにフィリピンのペディション局が入感し、wkdしましたのでフィリピンが50MHz Band
Newとなりました。他の日はワッチはしていましたがオーストラリア中心のお馴染み局の入感でしたのでQSOはあり
ませんでした。
AJ6ZT局:
5MHzを中心したローバンドにQRV。計画しているプエルトリコ局運用でのパイル対策のためにMSHVの利用を検
討しており、その実用試験を兼ねてのQRVでした。まだマルチスレッドやオートシーケンスが思ってるような動きをし
てくれませんので引き続き要研究です。5MHzの話題はこ
ちらからどうぞ
- 30-31日/SN=30-50
今週末は世間様と同じ一般的な週末休みです。春本番の暖かさを通り越して汗ばむ晴天の2日間でした。運用の方は、ほ
ぼなし。よって、Newもなしです。ちらちら各周波数でDXと10MHzでJAを少し、あとは、ちらっと見かけた
GreenCube(IO-117)というアマチュア衛星について向学のため調査&SWLトライをやっていました。
といっても衛星は見える時間が1時間ほどなので、その他は晴天を活用しての家事こなしでした。
GreenCubeについては、QRVを検討してみましたが衛星通信の装備は当局にはなく、一応リグ(FT-
857)は使えそうですが20W
MAXなのでちょっと弱いかなというのと、15〜20エレの八木アンテナ(1万円)、方位と角度を調整できるローテーター(8万円)に、それらを設置でき
る架台の類など、ちょっと初期コストがかかる割に、GreenCubeは正規の運用期間を超過して、延長の調整中と
いうことらしいのでいつQRTになるか分からないといった点もあり、見送ることにしました。アマチュア衛星としては
比較的高い高度6000kmということで、条件が良いとヨーロッパやアメリカとQSOができるという点で、
430MHzのDXCC増加にかなり有用なのですが…。SWLのほうは、モービルホイップで信号音受信とモデムのデ
コードまではできましたが、モービルホイップなので衛星が一番近くにある数分のみの受信で、情報量が足りないのか
メッセージまでは表示できませんでした。まともに設備すればそれなりに楽しめそうですが、自宅からではルーフタワー
でも立てないと見通しがありませんので、やるとしたら移動運用がメインになるでしょう。
2月/APRS運用(東京)、ファン・フェルナンデス他ペディション
- 月初のDXCC状況(左:2024年1月末、右:2023年末)
1月の成績は、DXCC+1、チャレンジ+18でした。New
DXCCは月末のクリッパートン島、チャレンジは主に7/24MHzの積み増しキャンペーンの成果です。しかし、7MHzはなかなかに難しいです。比較的
良いSNで入感してコールしても応答なしで終わることも多いので。
1月31日(日本:2月1日)付けのDXCC
Standingsに、10,21,24MHzが新たに入り、Mixed/Digitalと14,18,28MHzの新たなエンティティ数がそれぞれ公表
されました。Mixed/Digital 171エンティティ、他上の1月末のTotalと同じ数字です。
- 2-3日
1泊2日と短いですが、東京都内の旅行に出かけます。昨年10月の旅行時は、移動時間等の隙間時間を活用したリモー
ト運用と横浜の港に近い場所という立地で、国際VHFのワッチを楽しむ形で無線を運用していましたが、今回の旅行で
は少し志向を変えて、初のAPRS運用を行いました。主な目的は旅行中の移動ルートを軌跡として描くこと、
他のAPRS局からの信号受信状況(APRSの運用具合)を研究することです。徒歩、電車、新幹線、地下鉄と色々な
交通機関を利用しますので、どの程度APRSによる軌跡を残せるのかという点について研究しました。
【運用結果】 ハンディ機でホイップアンテナでのAPRSは、列車内か屋外か(徒歩)であるかを問わず、ほとんど軌
跡は残りませんでした。新幹線は往路は9600、復路は1200にしました。往路では横浜辺りは軌跡が残りました
が、復路では全滅でした。初日の午後は秋葉原、浅草散策(3時間)、2日目の11-14時は江戸東京たてもの園散策
(2時間30分)と屋外徒歩行程もかなり組んでいましたが、それでも軌跡はほぼ残らず、行った先で1回程度まぐれで
届いたという程度のようでした。たてもの園(小金井市)では4km程度の位置の近所にゲートウェイ(Ant
5mH)があったのにそれでも残りませんでした。受信局は初日は56局、2日目は60局以上(メモリの範囲超過)と、運用局は多いのですが、当局の信号を
ゲートウェイまで届けることができていなかったようです。ハンディでの軌跡を残す運用はなかなか難関のようです。
なお、設備の免許の都合上、APRSは副局(JP7EGQ-7)での運用でした。
↓経路全体
↓東京近郊
- 8-25日/SN=150-130(16日)-50(19日)-110(23)
ほぼ1か月間更新をサボっていましたが、運用していなかった訳ではありません。
ただ、執筆中の本の史料調べの官報情報検索サービスの利用を一旦今月末で切るので、こちらの調べを優先していまし
た。
3.5MHzは、強風や雨天で安定した週末がありませんでしたので、運用なしでした。
成果/New DXCC:ファン・フェルナンデス諸島(7MHz)
Band
New:7MHz(ギリシャ、ファン・フェルナンデス諸島)、10MHz(ウガンダ、ファン・フェルナンデス諸島)、14MHz(ウガンダ、ファン・フェ
ルナンデス諸島、ウォリス・フツナ)、18MHz(ファン・フェルナンデス諸島)、21MHz(ファン・フェルナン
デス諸島、ウォリス・フツナ)、24MHz(ファン・フェルナンデス諸島、トンガ、ウォリス・フツナ)、
28MHz(マラウイ、カリーニングラード、ファン・フェルナンデス諸島、トンガ、ウォリス・フツナ)の18チャレ
ンジ
WAS:ND(ノースダコタ) 残1州DE(デラウェア)
ペディションでのアップがほとんどです。今月前半はウガンダなどは平日朝活での獲得でしたが、会社の体制変更により
出社時間が1時間早まったため、朝活は難しくなりました。WASがND(ノースダコタ)で+1となり、計49州にな
りました。残りは難関DE(デラウェア)です。東海岸でかつ州自体の面積も狭く、局数も少ないところですが、今春で
は朝のパスを積極的に狙っていきたいと思います。
今月をザクっと振り返ります。
ファン・フェルナンデス諸島ペディション:
10日から24日の14日間での運用で、CB0Zシリーズ(フェルナンデス三兄弟)などと呼ばれているペディション
でした。コールサインを3つ使い分けての運用でした。CB0ZA:国立公園内からの運用、CB0ZW:ARRL
DX CW コンテスト用のコールサイン、CB0ZEW:Next Generation Radio in a
Box
(RiB)を使用したリモート運用局(国立公園外)となっています。RiBは、簡単に説明するとアンテナ以外の無線設備等をボックス化して収納し、現地で
はこのボックスとアンテナを設置、操作はスターリンク衛星回線を介してリモートで行われるので、オペレータはどこか
らでも操作ができるため、現地に多数のオペレータを派遣する必要がなく、複数のオペレータが自宅等から交代で運用で
きることから、オペレータの負担軽減、多数の人が立ち入ることによる自然環境への影響や費用を低減するということが
目的の新たなシステムのようです。
チリ領で、Robinson Crusoe
Island(ロビンソン・クルーソー島)からの運用です。無人島ではなく、住人もいる島ですが、物資や交通の便は良くないようです。(補給船が2週間に
1回しか来ない…とか紹介されていました)
DXCCではいずれも有効なのですが、ZEW局は公園内でないことやリモート運用であることから、
IOTA/POTAでは承認されていない運用だそうです。伝搬としては先月のTX5S(クリッ
パートン島)と似たような感じで、受信ができるかがキーポイントでした。
運用の概要は、現地は強風等のため期間前半は運用サイトの再移動などがあり停波時間が多くアクティビティが低かった
が、後半は比較的アクティブに運用されていたようです。また、POTA等にも有効なZA局コールサインとの交信が好
まれており、ZA局のパイルはものすごかったです。大してZEW局はPOTA等で無効であるのと、リモート運用のた
め運用が偏りがちで神出鬼没のため、なかなか捉えられませんが、捉えることができればパイルはそうでもなく取りやす
い感じでした。ZW局はCWコンテスト用と銘打ってはいましたが、FT8運用にも利用されていました。しかし、コン
テスト用なのでFT8のアクティビティは低かったが、コンテスト後はFT8でもよく見かけるようになりました。アメ
リカやヨーロッパ中心のバンド選定が多く、日本やアジアは優先度が低かったのも各局苦戦した一因だと思います。
クリッパートン島ペディションよりアクティビティが低いなどと酷評されてはいましたが、運用サイトの移動なども考慮
すれば仕方ないかなとも思いますし、後半は持ち直した感じで最終的にはクリッパートン島ペディションとほぼ同数の
10万QSOを達成したそうですが、クリッパートン島は7日間の運用でしたので、実質半分ということでしょうか。
運用の結果 (○:cfm ×:not in log −:QSOなし)
ZA局:7MHz○ 10MHz○ 14MHz× 18MHz○ 21MHz○ 24MHz− 28MHz−
ZW局:7MHz× 10MHz− 14MHz○ 18-28MHz−
ZEW局:7-14MHz− 18MHz○ 21MHz○ 24MHz○ 28MHz○
結果としては、3兄弟すべて合算すると、7-28MHz全バンドでファン・フェルナンデス諸島はcfmとなりました
ので、上出来であったと思います。
ZAの14MHzは73なし(パイルで潰された) ZWの7MHzは73まで受信しているがnot in
log(pirateだったかもしれません)でした。
ZWの7MHzが修正されるかもしれないので、QSL請求はしばらく待つことにします。
コールが3つに分身しているので、QSLの請求も費用が3倍かかるのが残念点です。ドネーションはZA局のみの予定
です。
その他のペディション:
New
DXCCとなるファン・フェルナンデスに集中していたので、他のペディションは合間かフェルナンデスの終了後の追っかけです。
トンガ(A31DL)27日まで:18MHzを持っていますので、積み増しです。24/28MHzがwkdしまし
た。
ウォリス・フツナ(FW8GC)3月9日まで:18MHzを持っていますので、積み増しです。14/21/24
/28MHzとハイバンドはwkdしました。まだ期間が残っていますので、引き続き7/10MHzを狙いたいです。
ガイアナ(8R7X)24日まで:ちらちら見えていたのですが、最終日までなかなかのパイルでATNO局になりまし
た。アメリカ局ではW7エリアから10MHzでwkdしています。
AJ6ZT局運用:
前半ではフェルナンデスがほとんどJAでは受信できなかったし、停波も多かったのでせめてQSLカードだけでも記念
にと思い、AJ6ZT局を運用しました。ZA局:14MHz、ZW局:7MHz、ZEW局:18/24MHzの
wkdです。本当はJAからでは運用できない5MHzを狙っていたのですが、フェルナンデスではご縁がありませんで
した。
5MHzは、ウォリス・フツナ(FW8GC)が日本時間25日14時にwkdしました。以下はその時にW4/Wilkesboroか
ら5357kHzで運用した時の伝搬です。他局からも結構コールされましたが、他7局と交信で20分となりましたの
で、本日は自主終了です。この局は新しい局で100Wですが、$0.19/1分と良心的です。5MHzにも対応して
いて、ほどほどに飛んで、20分遊んでも約$4(600円ほど)です。
伝搬は7MHzに近い夜伝搬ですね。アンテナは、海抜600m(2000' ASL)の場所に、Off-Center-Fed
Dipole @ 100' (30m長)だそうです。100Wでも高さがあるとよく飛びますね。JA
で5MHzが解禁されるのはいつになるか分かりませんので、こういった資料は意外に貴重かもしれません。
FCC免許があると異国の地から電波を飛ばすという遊び方もできるので、AJ6ZT局は今後も5MHzの研究を中心
として運用していきたいと思います。
- 29日/SN=130
平日の朝はなかなか時間が取れなくなっていますが、いいタイミングでH40WA(テモ
ツ)ペディションが14MHzで入感。まだJAに入感し始めの頃で呼ぶ局も私の他には1局しかなく、数コールで取っ
てもらえ、New
DXCCとなりました。また、夜にはFW8GC(ウォリス・フツナ)の10MHzをwkdし、+1チャレンジとなりました。ウォリス・フツナはこれで
7-28MHzまで+アメリカコールで5MHzの予定していたオールバンド揃いましたのでこれで撤退です。
他、26日はARRLから10/21/24MHzのDXCC認定書が届いたのですが、なんと21MHzの分だけ印刷
がめちゃくちゃズレていて、認証文と私のコール&名前が完全にかぶっていてとても見逃せる範囲ではなかったので、再
発行を依頼する羽目になりました。ARRLの担当から、新しいものを送るとの連絡がありました。
1月/NYP、DXCCフィールドチェック、TX5Sペディション
- 月初のDXCC状況(左:2023年末、右:2022年末)
昨年1年間のDXCC実績です。Paper
QSLをエンドーズメントされた、2024年1月26日16時時点の値です。この時点では今年分のLotwはまだアップロードしていないので含まれていま
せんので、純粋に去年交信分です。
DXCCエンティティ:133→170(+37)
DXCCチャレンジ:473→760(+287)
昨年末までの交信分で、10-28MHzまでの7バンドが100エンティティを超えました。
- 1-3日/SN=60
能登地方地震の被害状況を鑑み、新年のあいさつは控えさせていただきます。
元日/
31日-元旦の朝にかけて、予報外の雨に降られたため、3.5MHz帯の共振がめちゃめちゃに狂いまし
た。
といっても、とりあえず2日からのNYPまで1日ありますし、元旦早々アンテナをいじるのも面倒なの
で、自然乾燥を待ちつつ様子をみることにしました。新年午前中は年末からぼちぼちやっていたQSLの
チェック&発行をやり終えました。JAビューロ宛のQSLは9月末までの交信分と、10/12月到着分
を、正月休み明けに発送予定です。10-12月分はe-QSL待ちの待期期間です。次の3月の発送にな
ります。
結果、アンテナの性能は昼過ぎには元の性能に戻りました。その後初詣を済ませ、帰宅後、
初QSOは24MHzで中国(DX)の局でした。初Band
Newは24MHzでクレタ島で、正月からBand
Newを獲得しました。正月ですし、あまり深追いはせず24MHzで4局QSOした後、夜の3.5MHzの準備を始めました。年初ですので、Hamlog
のログファイルとJTDXのログを一致させる作業があります。Band
NewなどでQSLの見込みがないDX局(QSLのリクエストから2年以上経過)や連絡先などなく、Lotwも来ないDXは、QSL回収不能(Not
in
log)と判断し、ログから削除しています。削除しないと、交信済エンティティとマークされているため、NEWを逃してしまします。そのため、JTDXの
ログをhamlogのログに合わせないと、再コールしない判断になってしまうので、これを一致させるた
めにやっています。1年ごとなのでまた手順を忘れてしまって、今年は忘備録として書いておきます。
1.HamlogからADIFファイル(全ログ)を出力、「全角」や「Remark」は除いて出力。
出力したADIFの各QSOの末尾を
2.「<EOR>」→「<station_callsign:6>JQ2MPJ<my_gridsquare:4>PM85<EOR>」
に置き換える。
3.ファイル名を「wsjtx_log.adi」に変更して、ログフォルダに上書き。 以上
これをやってるときに、16時10分ごろに地震です。私の市でも震度4で、かなり長い(1分近く)横揺
れが続きました。テレビはつけていたのですが、音楽を聴いていたので、見てはいなくて、なんか警報音が
えらい鳴ってるなと思ってテレビ画面をみたら、緊急地震速報の文字でしたが、石川県など日本海側の地域
だったので作業を続けようとしたところの揺れでした。携帯の速報は揺れてる途中に鳴り出しましたので遅
しでした。PCのモニターがぷよぷよ揺れていましたし、それなりにきしみ音もしていました。
とりあえず揺れも収まりましたので、テレビに聞き耳を立てつつ、18時ごろまで3.5MHzのテストで
試験信号や数局交信しましたが、地震関連の情報が入るにつれてかなり大きな被害となっているようですの
で、非常通信等に影響を与えないようにするために
今晩は18時を以って全ての周波数帯で停波することにしました。
明日にNYPについては今のところは参加予定ですが、非常通信周波数の設定がない
10MHzのFT8がメインになると思います。念
のためワッチをいつもより励行し非常通信を妨害することのないよう節度を持って運用する予定です。な
お、当局は基本FT8のみなので、SSB/FMの呼出周波数は使用しませんが、3.5MHzのJA
FT8(3531kHz)は非常通信周波数3535kHzに近いため、この日のために約1年準備してきた3.5MHz運用ですが、見送るかもしれません。
2日/NYP
非常通信の可能性があることによるNYP開催の是非が問われる中でしたが、JARLからも中止の発表
もありませんでしたし、非常通信が行われているという具体的な情報もありませんので、非常通信周波数の
設定がなく、SSBも使えないため非常通信が行われる可能性が低い10MHzFT8で9時からNYPに
参加しました。(NYPはコンテストではないので
対象周波数はアマチュアバンド全てですので、WARCバンドも有効です。)10MHz
のみでとりあえず目標の 有効局20局はちょうど1時間で達成しました。そ
の後当局からは距離的に届かなく、バンド幅の広い、144/430MHzのFT8で参加。
その後も情報収集に努め、被災地での気晴らしの交信は行われているようですが、非常通信が行われてい
るとの情報もありませんでしたので、夕方からは、昨年春から約1年かけて準備してきた自作改造エレメン
トでの3.5MHz帯NYP参加をしました。結果、3.5MHz帯では22局(NYP不参加のオペレー
タネーム交換なしの局を除くと、ログシートは20局)と目標を達しました。10/144/430MHz
も含めると、有効な交信局は全55局(NYP不参加局や同日中の複数バンド交信局を除く)と昨年の64
局より若干少なかったです。今年は2019年の初参加以来参加していた7MHzは参加しませんでした。
7MHzは参加局が非常に多いのですが、多すぎて潰し合い状態となって交信が成立しないことが増えてき
ていたので、昨年より若干避けるようになりました。今年は3.5MHz帯も代わりにありますので参加し
ませんでした。3.5MHz関係はこちらにまとめています
昨年のNYPの10MHzは30Wで+dBが多くて当局の波がかなり強かったようなので、今回は実測20Wにしたところ、+dBはずいぶん減りましたの
で、良好な強さになったと思います。他、3.5MHzと144MHzは50W、430MHzは20Wの
空中電電力でした。
※2021年(2年前)のNYPより、オペレータネームが受信できなくても再送は求めず、すぐ次に行く
ことにしています。単純にタイミングの悪い他局との混信という場合もあるのですが、その場合、その
Freqはしばらく使えないため、再送を求めても相手か混信局がFreqを変えてくれない限り結局受信
できない、また、NYP参加局でない局もいらっしゃって、再送を求めるメッセージを送っても対応しても
らえないことが経験上分かってきたためです。残念ながらパーティとしての集計上は無効としていますので
ご了承ください。
3日/3.5MHzアンテナ撤収
年始休暇も本日で終了です。午後からは雨予報ですので、アンテナを撤収しました。アンテナに水滴が
残っていた等の問題はありましたが、物理的な問題もなく、全6夜のテストを終了しました。3.5MHz関係はこちらにまとめています
最終日ということで色々やるべきことをやっていたので、交信はありませんでし
た。
- 6-8日/SN=120-170
実績/
New DXCC:ホンジュラス Band
New:7MHz(ナウル、ホンジュラス、カザフスタン、コロンビア、クウェート)
6日/
4,5日は出勤日でしたので、年始休暇の後半戦です。午
前は、恒例の24MHzワッチをしつつ、年初のOnline
DXCC申請書の作成です。昨年も結構頑張りましたので、エンドーズメントを出したくなる程度にはPaper
QSLが溜まっていました。今回のエンドーズメントでは、Newチャレンジが+15エンティティ、申請
QSO数は23QSOです。24MHzがPaper
QSLで2枚ありましたので、残り+3でDXCC100に達します。そうなれば、10-28MHzまで6バンドDXCC100認定となりますが、まだしば
らくお預けですね。基本申請費$25+紙の控送付$10で合計$35でした。円安なのでおおよそ
5,000円です。プラス、JARLのフィールドチェック+1,000円、申請書等の送料往復890円
で、約7,000円の出費でした。円安はつらいですね。そろそろ、DXCCが取りやすいところは取って
しまった感じなので、来年からはPaper QSLのエンドーズメントは隔年か節目にすると思います。
午後からは計画通り、3.5MHzのDX帯(3573kHz)へのエレメント調整です。
結論からいうと、なかなかクセのあるアンテナになってしまっているので、うまくいきませんでした。前回
(11月上旬)値は、調整エレメント16.5mmだったのでそこに合わせてみたのですが、アナライザで
測定すると3597kHzとかなり短くなってしまっているので、色々試行錯誤しつつ、最終的には
14.5mmでSWR1.5程度で落ち着きました。やはりなぜかエレメント調整後、一旦パワーを入れて
やらないと、正確な共振点が見えません。結果から言えば、前回値の16.5mmは案外いいところだった
のですが、パワーを入れなかったので変な値になってしまっていて、それからはまってしまい、1時間かか
りました。アンテナに人が触れた後は、静電気とかが帯電しておかしくなっているのでしょうか。まぁ、パ
ワーを一旦入れてから測定という流れが必要ということが分かったのでまた一つ向学しました。3.5MHz関係はこちらに
まとめています
7日/
朝と夜は7MHz、日中は24MHz中心のワッチでした。7MHzのBand
Newを2エンティティ取れました。深夜までの強風予報のため、午前中に早々に3.5MHzアンテナを撤収しました。
8日/
朝の7MHzで今日も1エンティティ
GETできました。日中は24MHz中心のワッチをしていましたが、日本は祝日でも世界的には平日ですので、ほ
とんど入感せず、午後からWWA(https://hamaward.cloud
/aw321?iframe=1&nojs=&activator_call=II1WWA)を
追っていました。EU、アメリカ方面に多くある指定局との交信でポイントを稼いでいく、欧米向けのアワードですが、
一応アジアからも中国が参加していて、World
Wideを謳っております。100ポイント以上で入賞、FT8だと指定局1局につき2ポイント、バンドやモード、日付が違えば別カウントですので、入賞す
るだけなら日本からは中国局を狙えば比較的取りやすいと思います。CWだと10ポイントなのですが、当局はCWは
使っておりませんので、月末まで1か月間の期間ですので、まぁ地道にFT8で稼ぎます。
- 9-14日/SN=150-180
実績/ Band
NEW:7MHz(ベラルーシ)、10MHz(パラオ)、24MHz(パラオ、セウタ・メリリャ)
平日の間は、主に朝の7MHzワッチとWWAの積み増しを少々。真冬のコンディションになり、朝は当局ではアンテナ
常設のバンドは7MHz
しかまともに入感しませんし、年始休暇も完全に終わり日常が戻ってきましたので、アクティビティも減少しました。10MHzよりハイバンドは、寂しい感じ
です。皆さん7MHzよりローバンドで運用され ているのでしょう。
10日に、年末(12/30)に提出していた移動する局の再免許が審査終了していました。実質4営業日での審査終了
でした。近頃の東海総通はかなり審査が速くなっていますが、デジタルモードも許可不要になりましたので、申請はリグ
を買い替える他は定期の再免許ぐらいになりそうですのでそう頻繁にお世話にならなくなりそうです。
11日に、2023年の間1年間で実施されていた、ARRLのVOTA2023コンテストの結果が出ました。
ARRL関連のボランティア局への功績を称えるという趣旨のコンテストで、VOTAの対象局と交信すれば、自動的に
ポイントになります。ログは対象局がLotwにアップロードすれば、特に参加登録等していなくてもこちらからのログは不要で、オンラインで自動
的に集計されていますので、対象局と1度でも交信していれば証明書がダウンロードできます。当局では一応頭の片隅に
は入れておいて、USA局を見かけたら積極的にコールするという程度の軽めの参加でした。WARCバンドはコンテス
ト対象外でした。対象局は、ボランティアの職責(貢献度)によりポイントが異なり、ARRL会員局1ポイント、
VE(FCC試験員)は5ポイント、最高はARRLの代表で300ポイントです。私はFCC試験員ですのでアメリカ
コールの方では、VOTA対象局でしたが、有料課金のリモートオペレーションですのでそう積極的には追っていません
ので成績は知れたものでしたが、一応アメリカコール初のアワードを受賞しました。順位は72023位中です。
後日追記:最終集計が2月まで更新されていたので、3月4日付けの最新のものに差し替えしました。順位が
22,662→22,032位に、ポイントも1398→1528に上がっていました。QSO数は変わっていなかった
ので、ポイント計算に変更があったのでしょう。
13日/積み増しをしているWWAですが、1局だけでも3.5MHzでのQSOをしたいのですが、あいにく「にわか
雨+強風」で3.5MHzはアンテナがセットできませんでした。残念、あと2週間ありますのでそこに期待するのみで
す。しかし、旗艦局(II1WWA)とQSOできました。アワードとしては100ポイントで入賞、あとは頑張れば順
位が上がるというシンプルなルールなので、特別に旗艦局とのQSOが必須というわけではないのですが、欧米方面のア
ワードで中国局ばかりでアワードを貰うというのも何かしっくりと来ませんので、せめてイタリアのうち1局でもと狙っ
ていたのですが、旗艦局とQSOできて良かったです。他、同日にII5とII7もQSOできました。また、順調に積
み増しが進みましたので、受賞基準の100ポイント(50局)を達成しました。同じバンド、局とのQSOも1日1回
はポイントになるので、比較的交信しやすい中国局とのQSOと毎日獲得すれば、ポイントを稼ぐことは困難なくできま
す。
14日/6日に発送していたOnline
DXCCのエンドーズメント(ペーパーQSL分)のJARLのフィールドチェックが終了したようで、QSLカードが返ってきました。申請通りの23QSO
で通過しました。このエンドーズメントのLotWへの反映後、昨年のDXCC実績が確定、JAの実績も昨年分のe-
QSLの整理が完了すれば確定します。JARLのフィールドチェックは毎度迅速な対応に感謝します。
- 15-21日/SN=140-130
今週の成果 Band
NEW:7MHz(クレタ島)、24MHz(サルデーニャ) 年末年始休みが終わって、本格始動2週目です。少々疲れが出てきていて、起きる時間が遅く
なってしまっているのであまり朝無線をやる気力がありませんでしたので、成果は少ないです。
15日/10日に審査完了していた移動する局の再免許の免許状が届きました。昨年9月の改正時に記載事項等を整理し
た変更届を提出しているので、既に手元の免許状も新しい表記のものですので、有効期限が絡むところが変わった他は従
前の免許状と同じです。
19日/アメリカ東部時間18日に、年始に提出していたOnline
DXCCのエンドーズメントの申請が受領されたとシステムに登録されていました。現段階では申請書が届いたというだけで、まだログの処理(クレジッ
ト)はされていないようですので、Lotw上のエンティティ数に変化はありません。Online
DXCCは3回目なのですが、2022年の1回目の申請に利用したアカウントがなぜか使えなくなってしまっているので、2023年に再登録したアカウント
で、今年は使用できました。昨年の交信のLotWもちょこちょこ増えていて、24MHzが98になりましたので、こ
のOnline DXCCで+2の見込ですので、24MHzも昨年交信分で100エンティティを超えられそうです。
20,21日/かなり本降りの雨天のため、今週末も3.5MHzの運用はできませんでした。20日は午前に
24MHzでアメリカが開いていて東海岸までQSOできましたが、残念ながらWASの追加はありませんでした。
21
日は朝方、ワッチ中に突然安定化電源(DM-320MV)から、「ボン」という音とともに、向かって左側から火花が
見えました。ちょうどその方向を向いていたのでその瞬間を見ました。その後も普通にリグは通電していましたが、煙も
すごく出てきていたので、すぐに通電を停止して分解して内部をチェックしたところ、昨年10月に修理したブリッジダ
イオードの上についていたセラミックコンデンサが焼損していました。結構な発熱部ですし、10年超の本体ですので、
色々不具合も出てきてもおかしくありませんし、昨年のブリッジダイオードの故障でセラミックコンデンサにも何らかの
損傷があったのかもしれません。とりあえず同じ104(0.1μF)で、このブリッジダイオードにはAC17V程度しかかからないは
ずですが、念のため耐圧は100Vのものを発注したので、到着次第、再修理をしたいと思います。
(本来はこげ茶色ですが、黒く焼損し、左側のリードが切れてしまったコンデンサ)
- 26-28日/SN=80-60
実績 New DXCC:クリッパートン島(7,10,14,18,21,24,28MHz) Band
NEW:7MHz(ハワイ、ニューカレドニア)、18MHz(サルデーニャ)、28MHz(ブルネイ) New
WAS:VT(バーモント州)
安定化電源のセラミックコンデンサ修理:
通常は定格電流の関係からリグとリニアの電源は別々なのですが、今回故障した電源はリグに使用しているもので、とり
あえず非常手段でリニアの電源と共用で運用は可能ですが、若干電流がオーバーなので、ハイパワーでは電圧降下して不
安定なので、無理して急ぐQSOもありませんので、平日の間は運用はしませんでした。
26日金曜日から、午後休暇で少し早い週末に入り、まずは近所のマルツに安定化電源修理のためのパーツを調達に行き
ました。コンデンサはマルツの通販(郵送)で104の耐圧100V品(C322C104M1U5TA)を発注してい
て、すでに火曜日には手元にあったのですが、以前のより小型でリード線も短いため、リード部の耐熱チューブやリード
線を延長するための銅線なども必要となったことと、熱収縮チューブの自宅在庫も少なくなってきていたため、調達に行
きました。
その後即日修理し、とりあえず問題なく動作しています。コンデンサは耐圧を100Vまでのものにグレードアップして
おきましたので、以前のもの(多分50V程度)よりは焼損するリスクは減るのではないかと思います。
Online DXCC エンドーズメント:
ARRLに申請していたOnline
DXCCのエンドーズメントが処理され、26日の夕方(JST)にLotw上でクレジットが増えているのが確認できました。例年は即日〜2日程度ですが、
今年は約8日かかりました。最終的には昨年分のQSOのみで、10-28MHzまで全バンド100チャレンジを達成
していました。成果の総括については昨年の運用情報にまとめています。
TX5Sのペティション:
27日からの参戦です。クリッ
パートン島(フランス領の無人島)で、中米西海岸のあたりです。距離にして約11000kmありますので、当局
の設備では交信がやや困難なゾーンです。このタイミングでSNも急減でコンディションも悪化です。21
日(日曜)から約2週間のペディションの予定でしたが、現地の荒天により日程が変更になり現地28日(日曜)に撤収
ということで、実質7日間と大幅な短縮となりました。現地は強風が吹き荒れる大変な天候だそうで、今後更に悪化する
ということで早めに切り上げるようです。
ペディションは当局の短縮GPやDPでは前半には勝ち目がないので、後半に頑張るつもりでしたが、急いて交信しなけ
ればならなくなりました。2013年以来10年ぶりのクリッパートン島ペディションということで、次もかなり先にな
ると思いますので1日まる潰しする価値もあります。1stは24MHz、その後28-10-14-18-7MHzの
順で夕方まで丸一日かけてwkdしました。21MHzは翌28日にQSOしましたが、既に半撤収状態のようでリアル
タイムログが更新されていませんので本物かは不明ですが、21MHz以外はcfmしていますので、急ぎQSOにして
は上出来です。距離の問題と、時間的な制約でパスタイム無視の交信でしたので、SNはすべて-20dB以下、リター
ンは+00〜-20dBでばらつきました。ピックアップしてもらえても、リターン-20〜-22dBでRR73が貰
えず再トライも何度もありましたが、何度もトライして呼び続けることによりちょっとコンディションが上がった隙にな
んとかQSOを成立させて…の繰り返しという極限のQSOでしたが、とりあえずATNOにはならず、想定以上の成果
を出せました。7MHzは夜もQRVしていたので夜のパスでQSOすればSNが非常によかったので楽でしたが、夜に
出てくれる保証もないのでまぁあくまで結果論です。
ちなみにこのペディションでは約4700万円かかるそうで、半分はペディションチームの負担、残り半分を世界各国か
らのドネーションを募りたいとのことだそうですので、交信できた方はQSL請求の際に少額でもドネーションしてあげ
てください。
【01/29更新】
日本時間28日の22時ごろ(現地の朝)に完全にQRT、日本時間の翌朝の時点で残された機器を撤収し、最後のメ
ンバーが乗船し既に出航されたようです。朝確認したところオンラインログが更新されていて、21MHzもcfmでし
た。即日OQRSからQSLリクエストしたところ、30分ほどでLotwでcfmしていただけました。Direct
QSL+Lotwが$5.5、ドネーションは$10の予定でしたが、当局としてはアンテナ常設の7-28MHzまで
全7バンドすべてcfmで大いに楽しませていただきましたので、奮発して$14.5、合計$20(3,000円ほ
ど)お贈りいたしました。
3.5MHz運用:
27日夜〜28日朝にかけて、3.5MHzの運用をしましたが、日中のセット時には問題がなかったSWRが、本番で
SWR4程度に急上昇していました。夜はほとんど入感しませんでしたが、朝方は西方向がEUも含めよく入感しました
が、50Wで、SWR4という状況なので、届くはずもなく交信はASロシア1局だけ、お目当てのWWA局も入感しま
せんでしたので、WWAは80mなしでのアワードとなります。3.5MHz関係はこちらにまとめています
28日は朝7MHz、朝のUSAパスでVT(バーモント州)をwkd/cfmし、WASが+1で残り2州(デラウエ
ア、ノースダコタ)になりました。例年どおりなら春にかけてUSA方面はハイバンドで朝のパスがでてくると思います
ので、今春で何とか稼いでWASを完成させたいところです。
- 30日朝/LotwからDXCCの申請を提出しました。新たに10/21
/24MHzのバンドDXCC(100)が受賞、トータルDXCCは171エンティティとなりました。ARRLでも
30日付(日本時間31日深夜)で承認されました。$89.48で今のレートならおおよそ13,000円ほどです。
毎度のことですが円安は手痛いですが、これで10-28MHzまでの全バンドDXCC100を受賞しましたので、と
りあえず一区切りです。次の目標は、MixedのDXCC200(+29エンティティ要)、7MHzのバンド
DXCC(+40エンティティ以上要)ですが、JCCと同じくポイントを増すにつれてだんだんNewが増えなくなっ
てきますので、この先は長そうですが、残り約2年のサイクル25の期間中には達成したいと思っています。
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