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運用情報(2019年度版)
過去年度版 → 2018年
2019-01-03 作 成
2019-12-31 第4回改訂
DXCC 達成状況 移動運用記録
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概 要
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2019年度の主なまとめ
・設 備 変 更
・IC-9700 + 八木アンテナOHM-1200BV 14.1dBi
・運 用 実 績 ・IARU Region III Award (15 / 20 m )
・JCC-300 (2月) No.32208 ・AJD(神奈川県、9月) No.56597
・原昌三メモリアルアワード2019 ブロンズ(11月) ・
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免許周波数帯とQRVできるバンド
周波数 → 1.9/3.5/7/10/14/18/21/24/28/50/144/430/1200/2400/5700 緑文字 … 現在、実際にQRVできるバンド 赤文字 … ハイパワー(200w)QRVができるバンド 青文字 … ハイパワー+常設のバンド
Super Antenna MP-1の導入により、3.5〜28MHzまで200W QRVが可能になりました。 ただし、MP-1は常設ではありません。
QRVできないバンドは、現在、屋根スペースの都合でアンテナが設置されていないバンドです。
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設備構成
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送信機(HF):YAESU
FT-857DM + RM Itary HLA305VJA (MAX200W)
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送信機(145/430/1200):Icom
IC-9700 (50/50/10W)
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アンテナ(HF):YAESU ATAS-120A
+ 第一電波工業 CP5-HS(常設) + Super Antenna MP-1
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アンテナ(145/430/1200):
145/430常設なし + OHM-1200BV12 (14.1dBi)
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運用スタイル
・基本的にFT8モードのみ。JT65も経験あり。 ・主な周波数と時間:7.041MHz(国内)と、DX帯は7/14/21/28がメインとなります。
・常置場所運用がほとんどですが、モービル移動運用可能な装備もありますので時折移動もします。
2019年度 月間雑感
2019年度総括
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DXCC/67 JCC/348 JCG/64 でした。
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年初早々にJCCは300達成しましたが、400の壁は高く、おなじみさんの多いなか、貴重な1stQSOでも交信済みの市でポイントにならないことが増え、なかなかポイントが拾えなくなりました。
JCGは、郡そのものが少ないのもあって、今年も100には届きませんでした。
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電気工事士や書道の試験勉強などで長期QRTがあり、運用日数はほどほどでしたが、今年は遠距離遠征運用(8月:静岡、神奈川 9月:滋賀、奈良)が2回できましたので、国内は十分に楽しむことができました。
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これからアマチュア無線局を管理、運用するにあたって、補助的な資格の取得を目指し、第二種電気工事士及び工事担任者(AI3、DD3)の免許を取得しました。これらは無線機と公衆通信回線との接続や電源回りの整備、インターフェア対策などで電気配線や通信回線をさわる場合など、電気配線類を工事するのに必須の資格で、アマチュア無線とは非常に関連のある資格だと思います。
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他、四海通(含:無線局登録検査等事業者/点検員)を取得し、プロ無線の世界を勉強しました。
来年はマイクロ波や多重通信の知識を得るため、一陸特(含:無線局登録検査等事業者/判定員)の取得を目指しています。
1月/QSOパーティ初参加
- 2日 ほぼ1か月ぶりに局運用し、QSOパーティに初参加
7MHz、FT8で20局完全交信に約4時間かかりました。2日午前中は運用局が多いため混信もひどく、交信中にかぶってQSOが中断してしまったり、CQ局を呼んでも他局に取られてしまったりということが多く、なかなか申請できるQSOは稼げませんでした。20局を甘く見ていました。
最終的には午後からもぼちぼち参加し、QSO成立は35局(ただし、OPネーム交換でかぶってコンテスト申請に使えない局数局を含みます)で、QSOパーティとしての運用を終えました。
午前中が山場のようで、20局終えた局から抜けていく感じで、午後はいつもより少し多いぐらいの感じでかなり閑散とします。午前は混信で取りにくく、午後は局数が少なくて取りにくくなりますので、午前である程度目途をつけておいた方がよさそうです。
ステッカーも25日に無事到着しました。
- IARU Region III Award (GOLD) 達成
wkdでは、8月に既に達成していたのですが、French
PolynesiaかVietnamからのQSLが届かないとcfmにはならず申請できずにいたのですが、French
Polynesiaから新年早々3日にQSLが到着し、ようやく達成となりました。
追記 26日に従来の申請先であるニュージーランドのアマチュア無線連盟からメールがあり、IARU Region
IIIアワードの発行権限は、インドネシアのYB1GJSに変更されたらしく、申請書は転送してくれるとのこと。
- JCC 300アワード達成
今月にビューロから到着したQSLで、cfm299市となり、あと1市なので、27日の夕方に7Mで運用したところ、2局目e-QSLで300に到達。そのまま1時間ほど運用。
2月/久々の新DXCCと四海通受験
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2月に入り、段々とお空は春モードになってきたようです。コンディションも徐々に良くなってきてQRVされる局(聞こえる局)が増え、7MHz国内もかなり盛況。国内新局とも多数交信していただくことができました。
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昨年10月から新DXCCは丸坊主だったのですが、久々に新DXCCが4地域(小笠原、マカオ、ブルネイと、昨年交信したものの相手からnot in
logにされた、ハンガリーの局)wkdできました。
冬の間はあまり波が聞こえず、呼んでも応答なくというさみしい状態が続いていましたので。
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1日付けで、JCC-300(Digital)
#10559が発行され、獲得できました。
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22日は、第四級海上無線通信士国家試験を受験してきました。特に海上無線業務に従事する予定がある訳ではありませんが、アマチュア以外の他業務無線の法制や仕組みなどを知り、今後の無線活動の視野を広げるのが目的です。
アマチュアでは馴染みのない船舶レーダー(導波管を初めて知りました)や捜索救助用トランスポンダー、遭難(緊急、安全)通信の取り扱い、無線従事者と船舶の責任者との指揮関係、主任無線従事者制度、デジタル選択呼出装置、国際VHF、GPSの仕組み等々、同じ電波を扱う業務でもかなり違う仕組みがあることを学ぶことができました。
正式な合格発表はまだですが、自己採点では十分合格点に達することができました。
3・4月/ぼちぼち運用
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書道検定試験の練習や電気工事士学科試験勉強に時間を割き始めたので、無線は機器チェック程度で軽く運用していました。一応14MHzあたりで新カントリーの出現をワッチはしていましたが、ご縁はありませんでしたが、フィンランド、ドイツ、ポーランド等々、多くのカントリーと交信できるようになってきましたので、コンディションが良くなってきていることを実感できました。
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予約していたIC-9700が到着したので、1200MHzのデジタルをぼちぼち始めました。
5・6月/QRT
7月/南極8J1RLと初交信
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IARU Region III
Awardが、電子メールで届きました。アワードのマネージャーが変わり、制度もかなり変化し、20カントリーでGOLDのはずだったのですが、制度変更後は、バンドを揃える必要があり、同一バンド20カントリーcfmしないとGOLDにならないことになったので、提出した申請は15と20
mのstandardアワードが認定されました。
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電気工事士試験の受験が終了しましたので、21日の夕方からQRVを再開。
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8月の遠征移動運用に向けて、約3か月使用していなかった無線設備の点検を兼ねて、数日ちょくちょくQRVしていたところ、8J1RL(南極)を見かけましたので呼んでみたところ、交信ができました。ファイナルが受信できませんでしたが、後日オンラインログを照会したところ、cfmとなっておりました。dbは、His-20
my-12でした。
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D-star DDモードのならやまQSLカードがやっと取得(受信)できました。
8月/遠征移動運用(静岡、神奈川)
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遠征移動運用に向けて、今回は自分の車を使用するので、快適な運用ができるように週末を利用して車内環境整備を開始。設備を固定するベースの棚の設置を初め、設備を実際に設置して、近所の市より運用試験を実施し、本番に備えました。
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遠征移動運用前日にリグやPCの最終設置を実施したところ、前日のこのタイミングでPCのハードディスクがクラッシュして、PCが起動しなくなりました。午前中の設置チェックで気づけたのですぐにハードディスクを買いに行き、交換して、とりあえずWSJT-Xが動くだけの設定だけ済ませて、何とか運用に間に合わせることができましたが、さすがにかなり焦りましたが、ログデータなどは直刺しで取り出すことができて、一安心でした。もちろんバックアップはしてあったのですが、7月末時点だったので、運用試験の際のログがすべてぶっ飛ぶところでした。
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移動遠征運用 … 熱海温泉と箱根散策をしながら、8/12〜15で、静岡と神奈川県内(浜松、静岡、箱根、伊豆)から3泊4日で観光しながらゆるく運用する予定でしたが、超大型台風10号が14~15に最接近するとの予報で、荒天による高速道路の通行止や外出ができないなどの発生を考慮し、後ろ髪引かれる思いですが、予定を12〜13の2日間に大幅短縮して帰路に就きました。
・ 初日は、予定通りの運用でしたが、突然最終日となった13日は、できる限り予定地に行って短時間でもQSOして足跡を残そうという思いで、残り3日間かけて運用する予定の箱根、富士、浜松(伊豆は中止しました)を1日で強行しました。ほぼ移動とQSOだけの短縮最終日でしたが、完全燃焼することができました。
・ 1か月ほど前から車両の移動環境整備や近距離での移動試験運用に努め、万全の準備で臨むことができ、期間中の運用トラブルは発生しませんでした。2日間の155QSOで実践で鍛えて頂け、常置外での運用技量の向上は達成できたと思います。また、1st
QSOが56QSOあり、普段常置からではお届けできない局とも交信できたと思います。そして、静岡県と神奈川県からのAJDも達成することができました。神奈川(箱根)は、運用時間も実質1時間足らずの極短でのAJD達成でした。
・ 昨年の福島県運用とは時期は同じなのですが、今期間中は、国内がコンディションが良く、7MHzでの国内運用がメインになりました。運用時間中にDXは開けておらず、DX
QSOは、わずかでした。
・ 期間中のQTH 08/12 07:59 -
08:45 /2 C1827 静岡県牧之原市 PM94bs 28QSO 08/12 09:56 -
13:22 /2 C180103 静岡県静岡市清水区 PM95fa 28QSO
08/13 07:16 -
08:09 /1 G11003C 足柄下郡箱根町 PM95me 22QSO 08/13 09:23 -
10:43 /2 C1813 静岡県富士市 PM95hd 34QSO 08/13 12:39 -
14:38 /2 C180205 静岡県浜松市北区 PM84ts 43QSO
・ Rig/FT-857DM(30〜50w) Ant/ATAS-120A (MP-1はセットに時間が必要なので今回は使用しませんでした)
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移動遠征運用後は、書道展覧会の出品作品の揮毫に集中するため、QRTです。
9月/遠征移動運用(奈良)
10月/久々の初DXCC
11月/QRT
12月/アンテナ(CP5HS)を一時撤去、設備点検
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中旬の書道兼手が終われば、久々の運用の予定でしたが、アンテナを設置している屋根(トタン)の塗装日程が下旬に決まり、急きょアンテナを解体しましたので、強制的にQRTになりました。
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28日にアンテナを再設置。以前、マストに電波が乗る対策でアンテナとマストの取付点のマスト側にゴムを巻き付けて共締めしていたのですが、やはりゴムでは耐久性に難があり、取外しで触っただけでボロボロに砕け散りましたので、30φの水道用塩ビパイプをマスト側にかぶせて取り付け、アンテナと共締めにグレードアップしました。他は、以前のまま再取付です。
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アンテナアナライザでSWRを測定しましたが、懸念していた周波数ズレはほぼなく、一安心しました。設備点検を兼ねて200W
DXにて運用しましたが、高SWRやインターフェアは確認されませんでしたので、上手に再取付できたようです。
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コンディションは季節柄良くないので、ヨーロッパロシアの局1局のみの交信、国内は、正月2日のニューイヤーQSOパーティのテストも兼ねて7M
FT8で数局テストがてら交信し、特に異常はありませんでした。
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